おはようございます。
積もりました。7センチくらいでしょうか。
雪だるま作ったんですがへたくそ(笑)

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私が住んでいるあたりでは、積雪は年に一、二度です。
そのたびに大人としては「大変だぞ」と思うけれど、私の中に残る子ども心が、やっぱりワクワクと弾みます。

たった7センチ、雪国なら積もったうちに入らないでしょう。でもここらあたりではめったに降らないから、これでも大雪。そして人も交通機関も、雪に弱い。

私は電車の最寄り駅までバスを利用するのですが、これくらい雪が積もるとバスの運行もとまってしまいます。

すると、駅まで30~40分かけ、雪を踏みしめて歩いて行かねばなりません。とてもヒールのある靴など履けず、ごっついスノーブーツを着用することになります。さらに雪の上を歩くのに慣れていなくて転びやすいから、コートは撥水加工のしてある質実剛健なコート。見た目なんて二の次です。

だからもし今日、午前中からお見合いだったら、上記の装備でお見合い用の靴から何から荷物として持って行って、街に到着したらどこかで着替えてコインロッカーに預けて…ってことになってたのかなあと思います。

だから、今日はお見合いがなくてよかったと、朝起きてひとまずほっとしました。

でもそんなふうに大変であればあるほど、非日常感で気分が高揚したり、この雪を乗り越えるぞっていう気持ちが強くなったりするんですよね。
お見合いだったら、案外とお見合い相手も大変な思いをしてそこに来ていて、話が弾んで愛が生まれたりして。

で、めでたく結婚して、「あの日、雪が積もって大変だったよねえ」と、二人の一生忘れられない一日になったりして…。

なんて妄想をすると、今日お見合いがないのが残念になってきました。
雪があってもなくっても、お見合いやデートの皆さまにとって、今日が良い一日になりますように。
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ちなみに、「犬はよろこび 庭かけまわり」なんて歌がありますが、私の愛犬・花子は、雪はぜんぜんだめ。雪の上に連れていくと、すごくしょんぼりします。「冷たいし濡れるし何もエエことないわ」という顔です。

今朝、散歩に連れて行こうと玄関を開けたら、花子は雪を見たとたんに震え始めました。まだあたたかい家の中にいたのにもかかわらず。以前、雪の上に立ったときの記憶がよみがえって、震えがきたようです。

そのとき、犬の頭には、過去の記憶が強く残ってるんだなあと、はっとしました。普段の花子は、今この瞬間のことしか考えていないような能天気な態度ばかり見せているので、忘れていました。

そしてどうせならこの毛むくじゃらの頭の中に、うちで過ごす毎日が楽しい記憶となってたくさん詰まっているといいな、なんて思いながら、花子の震えが止まるまでしばらく膝の上で温めていました。

でもその後は、無情にも外に連れて行きましたが。おトイレが外でしかできないからです。がたがた震えつつ、なんと用を足していました。やっぱり、家の中でできるようにしてあげなきゃなあ。

さて今日の午後、私は家にこもってこちらを読みます。『幸せになる勇気』(岸見一郎・古賀史健共著 ダイヤモンド社)です。
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アドラー心理学の入門書として大ベストセラーになった『嫌われる勇気』(岸見一郎・古賀史健共著 ダイヤモンド社)の、第二部という位置づけの本。
『嫌われる勇気』と同じく、「青年」が「哲人」のもとを訪れて対話を重ねる中でアドラーを学んでいくのですが、相変わらずその青年のセリフがやや過剰というか芝居じみていて「これこれ! お帰り青年!」というかんじです。

外は寒いですが、私も青年のように、熱い心でアドラーと向き合いたいと思います。
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以上、めずらしく雪が積もった日曜日の、妄想や愛犬についてでした。