婚活の負の遺産、正の遺産

なんと今年も、今日を含めてあと二日!! 早いですね。
年越しの準備は進んでいますか?
私は昨日ようやく、年賀状を投函しました。元旦につくとよいのですが、どうでしょうか。

さて今日は、去りゆく酉年を惜しんで鳥さんの写真とともに、久しぶりに婚活の話題です。
先日、信頼する先輩が食事会を開いて、一人の男性を紹介してくれました。結婚相談所を退会してから、初の出逢いの機会となりました。

それでそのとき、良くも悪くも、結婚相談所での婚活から強い影響を受けていることを実感したので、そのことを書きます。

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発端は金曜日の食事会でした


まずは食事会の説明から。
先週の金曜日、先輩と私を含めた、4人で食事をする機会がありました。メンバーは年配の男性二人(うち一人が私の先輩)、30代らしき男性Aさん、そして私。先輩以外の方々とは、初対面でした。

楽しく食事をして解散したのですが、その帰りの電車で先輩と二人になった時、初めてその食事会が、私とAさんを紹介するための集まりだったと判明。なぜか先輩、事前にそのことをはっきり、私に伝えなかったんです。

「ええっ」と思わず言葉を失う私。
次に出てきたのが、「Aさんでは、私には若すぎるでしょう!!」でした。Aさんの年齢を確認すると、40歳とのこと。想像していたよりは上でしたが、それでも私より7つも年下です。

さらに私の口から出たのは、「Aさんにはこの先、まだまだ明るく輝かしい未来が開けていくだろうに、私なんてそんな……」という言葉でした。

そんな……のあとに飲み込んだ言葉は、「もったいない」です。
まだ未来のあるAさんを、こんな私になんて(=50前でもう子どもも生めない私になんて)もったいない。咄嗟にそう思ったのです。

そして、「私なんて」という自己卑下ワードの王様のような言葉を口にした自分に気付き、はっとしました。

先輩はそんな私を、ちょっと呆れたような顔で見ました。そして
「あのさ、はるちゃんはさ、頭で考え過ぎなんだよ(元転勤族で関東弁)。結局は、出逢いであって、ご縁なんだからさ。もっとこう、堂々としていていいというか、強く出ていいんじゃないの?」

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先輩は、Aさんが私に合うと思ったから、紹介したのだそうです。またAさんは、先輩から私の年齢を聞き、写真も見たうえで、「会ってみたいです」と言ってくれたんだとのこと。つまり私一人が、「私なんて、そんな若い人に(といっても不惑だけど)こんなおばさんなんて」と年齢の一点で物事を判断し、同時に自分を卑下して縮こまっていたようです。

そしてそんな自分を客観的に見て、「これは、婚活の負の遺産だな」と思いました。

婚活の負の遺産:同世代や年下男性への卑屈さ


今回私が気付いた、40代半ばで婚活をしたことによる、負の遺産。
それは、同世代や年下の男性に対する卑屈さです。

2年半の婚活の間に、気づけば私には、「年下はもちろん、同世代の男性は私には不釣り合い」という認識が刷り込まれていました。

その根底には、私は年齢的にもう子どもを産めないことがあります。その一方で、同性代や年下の男性の多くがまだ、子どもをもちたいと望んでいます。もし私が同性代や年下の男性とお付き合いしたとしても、私は彼らが夢に描く家庭を実現してあげられない。そこで、「私なんて……」という卑屈な発想になっていったのです。

実際に婚活中、私は同世代の男性とお付き合いしたいと思っていましたが、同世代の多くは、自分より年下の30代、場合によっては20代の女性との交際を希望していました。私なんて、彼らの眼中に入っていない。そう感じていました。
そして私はそれを、当然のこととして受け入れていました。だって、もう子どものいる家庭を築けない私は、この世代の男性にとって価値が低いのだから、と。

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……卑屈です。卑屈過ぎて、肩が重く感じられるくらいです。
そしてその卑屈さが、婚活をやめた今も、ずっと私の中にこびりついていました。

今回、そのことに気付いたとき、「なんかほんと、いろいろあるなー」と思いました。
何がいろいろあるって、私自身の心の中に、自分を縛りつけて幸せにしないものが、です。

大木ゆきのさんがブログでよく推奨されている、「私はまだまだまだまだ開かれる!」っていうアファメーション、だから必要なんだなと、よくわかりました。
自分で気付かない心の奥で、あっちこっち閉まっていたり、縛られていたりするんですね。

そして今、自由になりたいなあと強く思います。
すべての卑屈や自己卑下から、自由になりたい、もっともっと軽くなりたいと強く思います。そうすれば、明るく輝かしい未来は、私にもある。Aさんにだけでなく。
私の輝かしい未来を奪っているのは、私自身なんだと思います。

ともかく、まだ私は自分いじめをしていると、気付けてよかったです。
この婚活の負の遺産と向き合っていくのはこれからですが、気付けたことで、まずは一歩を踏み出せたと思います。

婚活の正の遺産:「もう一度会いたい」と誘えるようになったこと


それからその逆に、「これは婚活を経験したからこそできる、正の遺産だなあ」、と感心したこともあります。

それは帰宅後、Aさんに「またお食事でも行きたい」と、自分からメールを入れられたことです。

Aさんはすごく気が合ったわけでも、好みのタイプだったわけでもありません。ただ、特に嫌なところもなかった。せっかくのご縁だから、もう一度お会いできたらと思って誘ったのでした。
そしてこんなふうに、自分から異性を気軽に誘えるようになったのが、婚活の正の遺産です。

婚活前の私は、もともと受け身の上、考え過ぎてなかなか行動が起こせませんでした。
だけど婚活中は、お見合いをしたらよほど合わない相手以外なるべく交際希望を出し、もう一度会うようにしていました。それは結婚相談所から「一度ではわからないことが多いから、なるべくOKしてまた会うようにしましょう」というアドバイスに従ったものでした。

そしてその姿勢が、いつの間にか私に、沁みついていたようです。
婚活を辞めた今も、ごく自然に「一度じゃわからないからもう一度会ってみよう」と思え、さらに自分から誘うことができるようになっていました。

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これは自分でなかなかすごいことだと思っています。
恋愛と結婚における、強力な武器を手に入れたような気になっています。
「婚活、やっぱりやってよかった!」なんて思っています。

ということで今回、二年半に及んだ結婚相談所での婚活から私が得たものを、再確認する機会を得ました。

正の遺産は、男性に「もう一度会いたい」と気軽に言えるようになったこと。
負の遺産は、同世代や年下男性に対する、卑屈さ。

今後、正の遺産はさらに強化し、負の遺産からは少しずつでも自由になっていけたらなと思っています。

以上、久しぶりに婚活のお話でした。