私は趣味の一つが手芸で、大判のフェルトは気兼ねなく使えるため、とても助かっています。
これまでは行き当たりばったり、いろんな百均ショップで買っていたのですが、最近ようやく、「あれ、お店によってフェルトの質が違うな」と思い始めました。
そこで今回、ダイソーとセリアで購入し、ごく簡単にですが比較してみました。
ダイソーとセリアで大判フェルトを3点ずつ購入しました
セリアの大判フェルトは、商品名「洗えるカラーフェルト」。
水色(23-215)、オレンジ(23-438)、黄(23-202)の三色を購入。
ダイソーの大判フェルトは、商品名「手洗いOKフェルト」。
ピンク(201)、赤(200)、黄色(204)の三色を購入。
サイズは?
セリアの大判フェルトのサイズは60×60センチ。
ダイソーは70×60センチ。
ダイソーの方が10センチ大きい!
今回、同時に買ってみて、初めて気づきました。
そうだったのね。
上3本がダイソー、下3本がセリアです。
カラーバリエーションは?
はっきり覚えていないのですが……。
セリアは私が行ったお店では、たしか5~7色ほど、だったと思います。お店によって、違いもあるかと思います。
ダイソーはその倍くらい、12色くらいはありました。上下2列にわたって陳列してあって、結構壮観だった。
こちらも、お店によって品ぞろえに違いがあるかと思います。
ただ色味は、例えば黄色なら、ダイソーの黄色とセリアの黄色は違います。
それぞれ、「この店にしかない色」があるので、色の数だけでは測れない部分も。
私はセリアの「青」がお気に入り(下の写真の右端です)。この色はよその店には……少なくともダイソーには、ないのです。
質感、手触りの違いは?
質感、手触りを比較すると、ダイソーのほうがきめが細かく、手触りがすべすべ。
また、やや厚手にも感じられます。
セリアはきめがやや粗くて、薄い。そのぶん、柔らかいです。
下の写真で、赤から左三つがダイソーのフェルト。オレンジから右三つがセリアのフェルトです。
良く目をこらすと、それぞれのきめの違いが、見て取れるかと思います。
ダイソーには艶感があり、セリアはぼこぼこ粗い感じです。
伸びる?伸びない?バイアス方向に引っ張ってみた
伸びるかどうか、バイアス方向(布目に対してななめ45度の方向)に強く引っ張ってみました。
フェルトの強さを確かめる、一助となると考えたからです。伸びると弱い気がするし、伸びないと強い気がする。
ダイソー製品もセリア製品も、どちらもびよんとのびました。
端っこを引っ張られて、伸びちゃったフェルトさんたち。ごめんね。ちょっとずつ戻っていくからね。
いずれも伸びたけど、ダイソーのほうがやや固くて伸びにくく、セリアの方が柔らかく伸びやすい。
また、色によって差もありました。
一番伸びにくかったのは、ダイソーの赤です。
伸びやすかったのは、セリアの青。セリアでも、オレンジはやや伸びにくかった。
ただこの実験、機械などですべてのフェルトに均等に力をかけたのではなく、単に、私自身の手でだいたいおんなじ力加減で引っ張っただけです。決して正確な実験ではないので、参考程度にお考えください。
耐久性。洗った後のようす
洗っていないので、不明でです。
今後、洗うことがあったら、追記します。
私なりの結論。しっかり感がほしいときはダイソー、柔らか感ほしいときはセリア
ある程度のしっかり感がほしいときは、ダイソーのフェルトが良い。
赤はかなりしっかりしている。
一方で、柔らかいものをつくるには、セリアが良さそうだ。
私は自分の用途からみて、フェルトにある程度のしっかり感がほしいので、今後はダイソー中心になりそうです。
今後、ほかの百均でフェルトを買ったら、また追記していきます。