Amazonで早々に予約していて、9月の発売と同時に手元に届きました。三年連続の購入です。
石井ゆかり著『星ダイアリー2019』とは?
『星ダイアリー2019』は、来年のスケジュール帳と、星占いの読み物が合わさった年間手帳です。
各星座につき一冊づつ、計12冊が発売されています。私は獅子座なので、『星ダイアリー2019 獅子座』を購入しました。
著者はライターで、抒情的な文体の星占いが大人気の、石井ゆかりさん。毎年9月に発売になり、石井さんの来年の星占いをどこよりも早く読むことができるのが、この『星ダイアリー』なのです。
今日は『星ダイアリー2019』の内容について、詳しく紹介します。
『星ダイアリー2019』の前半は手帳、後半は星占いの読み物
『星ダイアリー2019』はB5サイズ、全240ページ。
前半はカレンダー手帳、後半は、2019年の星占いを中心とした読み物です。
このサイズ、構成、ページ数ともに、2017年版からずっと変わりません。
またそれ以外の仕様も、2018年版からの変更はほとんどなく、ちょこちょことマイナーチェンジがあるだけです。
そのため、もし2018年版をお手元にお持ちでしたら、仕様はおおむね変わりないと思ってもらって間違いありません(もちろん占いの中身は変わっています)。
前半の手帳部分には、日々の星の動きが書きこんであります
前半の手帳部分にあるのは、「年間カレンダー」と「月間カレンダー」「週間カレンダー」。
それぞれに、日々の星の動きや、月の満ち欠けが書き込んであります。まさに「星ダイアリー」です。
こちらが「年間カレンダー」。セルの左端の○や●は、月の満ち欠けを示しています。体調や気分をメモしていけば、新月・満月との相関を長期的に把握できるそうです。
こちらは「月間カレンダー」。ひと月分の予定が、一目で見られます。11月スタートなので、あと2週間足らずで使い始めることができますね。
2018年版から、もっとも大きな変更が加えられたのが、この月間カレンダーのページです。
こちらは2018年版です。
そしてこちらが2019年版。上と同じ写真ですが、改良された部分をわかりやすく赤で囲んでみました。
まず、土日の見出しがより目立って見やすくなっています。
さらにその上、小さな字で書き込みがあります。写真では判別しにくいですが、これはその月の祝日が、書き込まれています。
それから、左端の月の数字の下、2018年版では星の動きが書いてあったところが、メモができるスペースに変更されています(星の動きは下のスペースに移っています)。
手帳としてより使いやすくなるよう、細かいところまで目配りされているなあという印象です。
最後に「週間カレンダー」。こちらは1月スタートです。書くスペースたっぷりで、スケジュール帳にするのも良し、その日起こった出来事や気持ちを書き込む日記風に使っても良し、です。
後半はお待ちかね、石井ゆかりさんによる来年の星占い!
各星座の来年の運勢に関する占いはたっぷり計34ページ!!
そして後半の147ページからは、星占いの読み物です。
内容としては、各星座の来年の運勢についてが中心です。そのほか、この手帳の使い方や、12星座のプロフィール、2019年全体の星模、そして「星占いの分類について」「月齢のおはなし」「星の逆行について」など、星占いの基礎知識をゆかりさんが解説しているページもあります。
お楽しみは、やはりなんといっても、自分の星座の来年の占い、来年の運勢でしょう。
来年の獅子座に関する占いは、2018年版と同じく、ページ数にして34ページありました。
ほかの星座は確認していませんが、おそらく同じ数かと思います。
34ページの内訳は、以下のとおり。
「2019年 獅子座 年間占い」が6ページ。いつも購入して一番に読むのが、このページです。
「月間占い&ホロスコープ」、各月見開きで2ページずつで、計24ページ。ここは最初さっと目を通して、あとは実際にその月になると熟読しています。一年間続く、毎月のお楽しみです。
そして「カレンダー解説」が4ページ。いろいろな色の線や書き込みがカラフルで、ビジュアル的にも楽しめて、大好きなページです。
さらに「12星座年間プチ占い」というページに、自分の星座も載っています。こちらは量にすると12分の1ページ。
ということで、合計すると34と1/12ページ。読みごたえ充分です。
2018年版からの変更点はこんなところ
前回の2017年版から2018年版に変わるときは、ページの順番が入れ替わるなどわりと大きな変更がありましたが、今回は変更点はごくわずかです。
まず一番目立つ変更点は、上にあげた、月間ページの仕様が見やすく変わっていることです。
それ以外では、
●「星座プロフィール(P194~)」の、ミニコラムの内容が新しくなった
●しおりの色が、水色と茶色に変った。ちなみに2018年版はうすむらさきと水色、2017年版は黄色とグレー。この色にも何か、意味というか、その年のイメージなどがあるのかな?
●一番後ろ、「カバーイラスト解説」のところに、「2019年のカバーイラストテーマ」という項目が追加された
といったところでしょうか。
何年も続けて買っていると、こうやってちょっとした変更点を見つけるのも楽しみになってきます。
表紙カバーはシンプルデザイン入り。これも例年通り……
と思ったら、意外にもここでサプライズが!!
表紙は2019年版も例年通り、書店にならぶ表紙のほかに、シンプルな表紙が入っています。
書店に並ぶ表紙は「獅子座」という言葉やキャッチコピーなどがあり目を引きますが、シンプル版は、絵と、「STELLAR DIARY」という英語のタイトルとその年の数字だけという、本当にシンプルなもの。これに付け替えておけば、ダイアリーをバッグから取り出すたびに「あっ、獅子座なの? 星占い好きなの?」なんて言われなくてすむ、すぐれものなのです。
……実はここまで書いて私、初めて表紙の下から、シンプルデザインを引っ張り出して、実物を確認しました。
そしてびっくり。
左が通常の表紙、右がシンプル版です。
ち、ちっさ!! 絵、ちっさ!! で、地味!!
と思わず叫んでしまいました。今年のシンプル版を気に入っておられる方、すみません。でも魂の叫びで、思わず口からほとばしってしまいました。
2018年版からあまり変化のない2019年版ですが、これこそ、一番目立つ変化かも!?
過去の手帳と比べて、この絵は非常に小さいです。そして地色が薄グレーなので、地味です。
その証拠にこちらは2017年版です。右のシンプル版の猫さんは、左の通常版の猫さんより、一回り小さいだけ。地色は白です。
こちらは2018年版。これに至っては、フラミンゴ親子はわずかに小さいだけで、ほぼ同じサイズといってもいいくらい。地色は白と水色のツートンカラーで明るくさわやかです。
そしてあらためて、2018年版。
ちっさ! 地色が地味!!写真の白飛びが激しくて、地色のグレーが伝わりにくいかもしれませんが……。
獅子座の場合は、図柄がヨットというのもあって、ちょうどポロシャツのワンポイントのようでもあります。
これはちょっと寂しいなあ。正直そう思いました。
でもここでふと、「じゃあ、自分なりのデコレーションをしてみようかな」と思いつきました。
このシンプルな表紙を、創意工夫でデコレーションして、自分だけの一冊を作る方が多いと聞きます。私はこれまでやったことなかったけれど、今年はやってみようかなという気持ちになっています。
「もしかしたら、購入者に表紙のカスタマイズをうながし、創造力を花開かせるために、あえて図柄を小さくしたのだろうか?」とさえ思いました。100%そのためではないにせよ、なんぼかそれもデザイナーさんの頭にあったかもしれないですよね。自由に想像力と創造力をぶつけるキャンバスとして、より広く使えるように、今年は絵を小さくした、とか。
要は、それくらいいろいろ考えるくらい、私にとっては驚きの小ささでした。でも驚けて楽しかった。
ともかくカスタマイズに、私も初挑戦してみます!
今年のカバーイラストのモチーフは「乗り物」、テーマは「衝動」だそうです
……ということで。
ここまで、石井ゆかり著『星ダイアリー2019』の詳細な中身を、2018年版とも比較しつつ、紹介してきました。
獅子座の占い内容に関する個人的な感想などは、また後日、改めて書けたらいいなと思っています。
また、今年のカバーのモチーフは、「乗り物」です。
表紙カバーには12星座ごとに、それぞれのテーマに沿ったの乗り物が描かれています。
以下、ゆかりさんの言葉を引用します。
2019年のカバーイラストテーマ
今回のカバーのモチーフは「乗り物」です。人間は古来、自らの肉体という制約を超えて未知の世界にゆこうとする衝動を抱いています。2019年のテーマはその衝動であり、すべての乗り物は、その衝動の表れです。
以下に12星座ごとのテーマと表紙を紹介して、この記事を終わります。表紙をクリックすると、amazonにジャンプします。
来年わたしたちはどんな乗り物で……すなわちどんな衝動に突き動かされて、どこに行くのでしょう? ゆかりさんの言葉を読んでいると、その行き先や旅路が、とても楽しみに思えてくるのです。
☆☆☆☆☆☆
牡羊座
「自分の王国」を探し出す旅。
牡牛座
しがらみからの離脱。大きな夢。
双子座
人生の合鍵を互いに持ち合う。
蟹座
「運命」をつくる「生活」。
獅子座
楽しみと喜びと、恋と愛と。
乙女座
みんなで乗り込む、幸福の空間。
天秤座
小旅行から広がる、人生の大旅行。
蠍座
「宝物」を、手に入れる。
射手座
本来の姿で、自在に走る。
山羊座
「原点」から生まれる、古くて新しい力。
水瓶座
憧れの実現、幸福に出会う。
魚座
大躍進の年。新しい対話も生まれる。